近年、発達科学はその方法の進展や他分野との融合により大きく様変わりしており、それは発達の概念をも変えるほどの勢いである。本書ではそのホットな領域で活躍する研究者たちが、新しい手法を用いて得られた最新の知見を紹介。他者理解や自己制御、母子関係など、実に多面的な視点から“乳幼児の発達”のありように迫る。