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話が上手、うなずくのが上手、それだけで患者と本当の関係づくりができるわけではありません。薬剤師に求められるのは、患者の薬物治療上の問題を解決する能力です。そのために必要な視点や、問題点の見つけ方、問題を抱えて薬物治療がうまくいかない患者への上手な支援の仕方などが身について、はじめて本当の関係づくりができるのです。 本書は、長く糖尿病患者の療養指導に携わり、薬剤師による介入が薬物治療効果を上げることを実証してきた著者が、そのノウハウを惜しみなくつぎ込んでまとめた渾身の1冊です。糖尿病に限らず、薬物治療の継続に苦労する慢性疾患患者への関わりにも役立つ実践書としてお役立てください！
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