パニック症と不安症への精神力動的心理療法

本書で紹介するパニック焦点型力動的心理療法は、不安症に対する単一の治療法としての有効性が実証された、精神分析的基礎をもつ初めての心理療法である。不安症患者は薬物療法よりも心理療法を好む傾向が強い。その多くは、出産適齢期の女性であるため、精神薬理的介入への不安が付随していることが挙げられる。本書ではパニック焦点型力動的心理療法の重要性から、治療法、さらにはこの治療法が適用可能な領域まで論旨を拡げていく。






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