医療の質が問われるなか,医療機器はその特性や能力の中にブラックボックスを抱えていてはいけない。 診療放射線技師は受光系機器の正確な能力を把握し,画像処理を有効かつ適切に使用する臨床力を育てねばならない。 本書はブラックボックス化への挑戦の書であり,初学者への入門書である。本書を手にした皆さんの手によって,多くの施設で新たなディジタル時代の幕が開くことを祈念する。(監修序より)