境界性パーソナリティ障害をもつ人と良い関係を築くコツ 家族、友人、パートナーのための実践的アドバイス

境界性パーソナリティ障害（BPD）を持つ人は、周りの人を絶望的にさせる不可解な行動をとる。その行動は、予測不可能で、周りの人に恐怖を与えることもある。本書は、BPDをもつ人が体験している世界を、専門知識のない読者にも分かりやすくていねいに説明する。弁証法的認知行動療法（DBT）の治療理論に基づいて、BPDをもつ人と上手にやっていくうえで必要な知識と技法を提示する。これを学ぶことで、BPDをもつ人の周りの家族や友人やパートナーは、暗闇の混乱からぬけだし、希望の光を見つけ、互いの関係を破たんさせずに受容的な姿勢でかかわりつづけることができるようになる。本書は、BPDをもつ人の苦しみを和らげ、BPDをもつ人との間の人間関係を破壊的なものから良好なものへと変化させるうえで、極めて役立つ対処技法を提供する。

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