「病態生理」と「解剖生理」は、看護教育のもっとも基本を成す「基礎医学系」に位置づけられているカリキュラム上の必須科目です。本書では、「病態生理」をより理解しやすくするために、また、より看護に結びつけやすくするために、次の4つの工夫を取り入れています。 1.病気のメカニズムを豊富な図を使って解説。2.主な疾患ごとに症状・検査・治療、典型的な症例(事例)を紹介。3.症例(事例)ごとに、アセスメントのポイントと看護問題を抽出。4.アセスメントシートと関連図つきで、看護計画に役立てられる。