認知行動療法と薬物療法を併用することで得られる効果がさまざまな形で報告されていますが、本書ではその長所と短所、心理士と精神科医の共同治療の方法やその維持の仕方、各種精神疾患へのアプローチなどが詳細に述べられています。治療者と患者の具体的な面接場面を参照しながら、臨床への適応をわかりやすく解説します。