歯科治療は、誰もが常に高度な臨床判断を求められるものである。特に、いま目の前の患者に対し右か左かを判断しなければならないとしたら、その判断はより重要となる。本書は、歯周・歯内・補綴治療の現場において求められる臨床判断を支援するヒントを集約している。取り上げたテーマは、どれも若手歯科医師が悩むものばかり。患者-歯科医師の双方が安心して治療を終えることができるためにも、一読したい一冊である。